たかなわ会理事＆ワンゲル部ＯＢ会代表　　小西　由文

　H29年5/25～28(3泊4日)で夢であった屋久島登山に69歳で行って来ました。私にとって屋久島は、44年前(25歳の時)に日立茂原工場山岳部員３人で縦走する計画を立案したが、わずか一日の休出の為に私は断念した。(部員は予定通り1973年4/29～5/6で屋久島に入り永田岳、宮之浦岳登頂)。あれから再三計画したが計画倒れで44年の歳月が経ってしまった。ようやく今回、待ちに待った屋久島トレッキングツア-で実現した。テント泊の山行は、この歳になると当然敬遠、温泉旅館泊で快適なトレッキングコースを選んだ。毎晩、山歩きの後は、温泉に浸かり体を癒して一杯飲んで・・・贅沢な(予算200k\)ツアーであった。ツアーの参加者は６名とツアーガイド１名又、現地ｶﾞｲﾄﾞの案内で登山した、ツアーのコースは概略下記の通り。

• 5/25(木)茂原駅高速ﾊﾞｽ04:50発⇒羽田06:10着SNA71便07:40発⇒鹿児島09:25着⇒鹿児島港ｼﾞｪｯﾄﾌｫｰﾙ⇒宮之浦港⇒白谷雲水峡(原生林の一部を散策)⇒小瀬田の宿(泊)・・・殆ど移動の日、山は雨であったが弥生杉、二代大杉を見て映画〔もののけ姫〕の世界へ。
• 5/26(金)宿(朝弁当)04:00発⇒淀川登山口(▲1,365m)⇒花之江河(日本最南端の高層湿原)⇒宮之浦岳（九州最高峰360度のﾊﾟﾉﾗﾏ▲1,936m）昼弁当⇒往路下山⇒淀川登山口⇒小瀬田の宿(泊)・・・歩行16km、約10時間(歩数31,421) ﾄﾚｰﾆﾝｸﾞして無かったので何とか気力で歩けた。屋久島石楠花、皐月、躑躅が見ごろで野生の鹿も目の前に現れた。
• 5/27(土) 宿(朝弁当)04:00発⇒荒川登山口(▲600m)⇒ｳｲﾙｿﾝ株etc～縄文杉(▲1,300m)⇒往路下山⇒荒川登山口⇒小瀬田の宿(泊)・・・歩行22km、約9時間(歩数38,413)単調なﾄﾛｯｺ道を２時間半程歩いて山道に入るが、一般のﾊｲｶｰが多くて銀座道りか?今年の5/4が、ﾋﾟｰｸでﾄｲﾚに２時間待ちであったとの事・・ｸﾜﾊﾞﾗ,ｸﾜﾊﾞﾗ(屋久島は入山制限無し)
• 5/28(日)宿(朝食ﾕｯｸﾘ)発⇒永田いなか浜(海亀の産卵地日本一)⇒西部林道⇒大川の滝⇒千尋の滝⇒安房(昼食)⇒安房港ｼﾞｪｯﾄﾌｫｰﾙ⇒鹿児島港⇒鹿児島19:30発ANA630⇒羽田21:15着⇒羽田高速ﾊﾞｽ22:00発⇒茂原23:25着・・・午前中はﾊﾞｽで島内観光をして午後は移動。屋久島の海岸を左周りで一周、途中野生の猿や鹿と遭遇、ﾏﾝｸﾞﾛｰﾌﾞやｻﾝｺﾞの海を眺めて満喫した。今回は、一ヶ月に35日雨が降ると言われる島であるが、初日は雨であったが、その後は晴天に恵まれた。この島は一つの山で長石を含む花崗岩の1,000m以上の山が45座もあり海岸線は亜熱帯、中心部は亜高山帯でありよって多種多様な植物が繁殖。又、樹齢1,000年以上の屋久杉や縄文杉(7,200年?)も、平成5年(1993)世界自然遺産に登録された。(漸く日本自然遺産全て、知床、白神、小笠原、屋久島を突破できた)

宮之浦岳山頂にて(5/26)

ツアーの山仲間と千尋の滝にて(5/28)

Booklet

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